上田 太郎

上田 太郎(うえだ たろう) 1934~

ueda2 1934年、愛媛県八幡浜市に生まれる。幼いころから日本画家の祖父の指導を受け、長じて日展審査員 井上和(かのう)に師事。
本格的な山岳絵画の制作をライフワークとし、北アルプスの麓に居を移してすでに四半世紀が過ぎました。
北アルプスをはじめヒマラヤにも足をのばし、高山を取り巻く空気や風、複雑な岩肌を描くため、険しい尾根道を這い、深雪を踏み分けるなどの危険を冒しながら制作を続けています。
ダイナミックで正確、そして華麗な画風は多くの人々の心をとらえ、美術愛好家や岳人にファンが多く、山岳画界からも高い評価を受けています。
1998年、槍ヶ岳開山120年を記念した特別番組(TBS系列)に出演を要請され、最難所と恐れられる北鎌尾根から槍ヶ岳を描く姿が全国に放映され、話題になりました。
(社)創元会運営委員・審査員、日本美術家連盟、日本山岳画協会、日本山岳会 会員